コラム
2024/09/13
TOEIC850点を取得するまでの道のり…英語初心者の私が意識した4つのこと【実体験】
公開日:2024年09月13日 更新日:2024年09月13日
今回は「TOEIC850点を取得するまでに…英語初心者の私が意識した4つのこと」についてお届けします。自己啓発や社内の昇格要件などを理由にこれからTOEICに挑戦しようとされている方は意外と多くいらっしゃるのではないでしょうか。
これからTOEICの学習を始めようとしている、もしくは学習中の方に向けて、英語初心者だった私がTOEIC850点を取得するまでに至った経緯や意識したことについてお話します。
まずは私のプロフィールを・・・
留学経験なし。
地方の国立大学を卒業し、社会人になって以来英語に触れることは皆無。
過去、試験を受けたのは大学一年生の時にうけたTOEIC IP(TOEIC過去問を使用した試験)の一度のみ。
そこから10年経って久々にうけたTOEIC試験では450点。
…と、とても英語が得意といえる状態ではありませんでした・・・。
なぜ取ろうと思ったのか
私がTOEICを頑張ろうと思った理由は、
・目立った取り柄のない自分でも強みの一つになるかも?
・英語圏の人とのコミュニケーションを通じ、自身の価値観が広がりそう
・シンプルに「しゃべれる人=なんかカッコいい!!」(笑)
私には4つ下に妹がいるのですが、彼女が留学などを通して海外の友人を作り、友人と文化について楽しそうに話している姿をみて「いいなぁ~」と思ったこともきっかけです。
そんな私の最終目標は「海外の人と楽しくコミュニケーションが取れること」ですが、それまでの過程でリスニングや文法などを勉強しなければいけないことは何となくわかっていました。前述の要素を数値で図ることができるTOEICは、まさに私にぴったりな学習指標だと感じ挑戦することにしました。
TOEIC850点を取得するまでの道のり…
英語初心者の私が意識した4つのこと
【1】TOEICの試験を知ること
高得点を取るには、まず試験について詳しく知る必要があると考えました。実際に行ったことは次の通り!
①実際に試験を受けてみる
まずは試験の雰囲気を知るために、実際の試験を受けてみました。試験の進み方、会場の雰囲気、リスニング音声の反響などリアルな情報を知ることができます。
事前に試験の雰囲気に慣れておくと焦らずに試験を進めることができます。本番でもできる限り実力発揮したいですよね・・・。
②書籍、YouTube、SNSなどから情報収集。
次に学習方法についての情報収集!
私の場合は、書籍やYouTube、SNSなどを見て学習方法を知ることにしました。
それぞれから情報を集めてみると、TOEIC勉強法には共通した「王道」があるということがわかりました。
勉強するための教材も「間違いないもの」「間違いないやり方」が存在していて、それを真似して勉強することで効率的に得点をあげることができます。私が参考していたYouTubeチャンネルの「Haru English」さんは、勉強方法についてとても理論的に考察されています。気になる方はぜひ一度視聴してみてください。
【2】学習教材はできる限り厳選すること
YouTubeやSNSから情報収集をしていく中で、参考書をむやみやたらに増やすと1教材あたりの復習時間が減ってしまい、逆に学習効率が落ちるので注意が必要と繰り返されていました。私も何度か新たな参考書に手を出して、点数が伸びない経験をしているので実体験にも即しています・・・(汗)
最終的には次の学習教材にのみ絞って学習を進めていました。多くの情報サイトでもお勧めされている「間違いない(王道)」教材ですので良ければ参考にしてみてください。
<私が使用した学習教材>
【単語】
・TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ
【文法】
・スタディサプリ パーフェクト講義 ~文法編~
・TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
【リスニング・リーディング】
・公式TOEIC Listening & Reading 問題集 9
・公式TOEIC Listening & Reading 問題集 10
【3】勉強時間の確保
日々の生活の中で勉強時間をどのように捻出するかについて考えました。
私の場合、仕事終わりは頭がぼーとして内容が何も入らなくなるので、始業前の朝とお昼休みの時間に勉強時間を確保することにしました。
会社への電車通勤で30分、会社近くのカフェで1時間、お昼休憩に30分勉強することで平日でも2時間の勉強時間を確保することができます。
これなら仕事が遅くなっても勉強スケジュールに影響は出ないですよね。
【4】優先順位を上位に持ってくる
私にはゴルフ、筋トレ、ゲームなどいくつか趣味がありますが、英語に本腰入れて勉強しようと考えたときに、(非常につらい決断でしたが・・・)趣味に費やす時間を減らすことを決心しました。これは単純に勉強時間を捻出するためでもありますが、一番の理由は日々の意識を英語に集中させるためです。そうすると普段から自然と英語のことを考えるようになり学習効率を上げることができたと感じています。
さいごに
前述のことを意識して1年ほど勉強を続けた結果、855点(L460点、R395点)を取得することができました。
TOEICで855点取ってわかったことは、TOEICを勉強しても英語は一切話せるようにならないということです(笑)
しかし勉強を通じて得ることができた基礎や習慣は、今後の「話すため」の学習でもきっと役立つと信じています。
皆さんにとって、学習する目的はなんですか?
英語学習で一番大事なのは、最後まで続けることができるモチベーションです。私も最終目標としている「海外の人と楽しくコミュニケーションが取れること」が達成できるように、これからも英語学習を続けていこうと思います。
提供:ⒸイツトナLIVES/シャープファイナンス
注目の
コラム記事
-
はかどる / スラスラ
2024/10/11
「約款」と「契約書」の違いとは?…知っておくと役立つ「約款」の基礎知識【弁護士が解説】
リースや保険の契約、携帯電話の売買など、さまざまな場面で使われている「約款(やっかん)」という書面。...
-
みがく / メキメキ
2024/10/04
デキるビジネスパーソンは“睡眠上手”…“予算2万円”で買える「睡眠グッズ&ガジェット」6選
人間が健全な生活を送るうえで欠かせない「睡眠」。仕事のパフォーマンスを高めるためにも、良質な睡眠を十...
-
みがく / メキメキ
2024/09/27
会社で車を所有する際、必ず検討したい「リースバック」とは?【税理士が解説】
「リースバック」という言葉を聞いても、いまいちピンと来ない、という人も多いのではないでしょうか? 会...