コラム
2025/06/27
リース契約時にお客さまへ説明しておくポイント3点!
公開日:2025年06月27日 更新日:2025年06月27日
リース契約の際は、基本的な仕組みや契約内容をお客さまに正しく説明し、確かに理解してもらうことが重要です。とはいえ、何を説明すれば良いのか分からないと感じる方もいらっしゃると思います。 そこで今回は、契約内容の認識齟齬によるトラブルを避けるためにも、ご契約時に説明しておくべきポイントを次の3つに分けてご紹介します。ポイントを絞ってありますので、ぜひチェックしてみてください!
1.リースの基本的な仕組み
リース契約を結ぶ際には、まずリースの基本的な仕組みをお客さまに理解してもらうことが重要です。
リース契約とは、お客さまが商品を導入する際に、リース会社が代わって商品を購入し、一定のリース料で賃貸する取引です。この基本的な仕組みを理解してもらうことで、お客さまはリース契約を正しく認識し契約を結ぶことができます。また、リース期間中は動産総合保険が付保されていることや、中途解約が原則不可であること(万一、解約する場合は、残リース料および解約手数料が発生すること)を理解してもらうことも大切です。
2.契約内容
お客さまがリースの基本的な仕組みを理解した後は、今回結ぶリース契約内容の説明です。契約内容は正しく説明することが重要で、例えばリース期間、月額リース料、リース対象となる物件の内容、入替契約での解約金の有無などです。
特にリース対象物件の内容や解約金の有無などは、お客さまとの認識齟齬が出やすいため、見積書に正しく明示しご案内いただく必要があります。
また別途、お取引店さまとお客さまで保守契約を締結される場合は、リースとは異なる契約であること・リース料とは別に引き落としがされることなどをお伝えすることも、正しく契約内容をご理解いただくことに繋がります。
契約内容をきちんとご説明することで、お客さまは安心してご契約をすることができ、事後トラブルを避けることができます。
3.リース会社から検収確認電話があること
リース契約を結んだ後、リース会社からお客さまに対して検収確認の電話連絡をおこないます。そのことを事前に伝えておくことも重要です。この検収確認の電話は、リース物件が問題なく納品され、正常に動作しているかを確認するためのものであり、大切な手続きです。
事前にお客さまにこの手続きを理解してもらうことで、円滑にリース開始することができます。
また検収確認の際は、リース契約書に基づいて契約内容のご説明を行いますので、お取引店さまより事前にお渡ししている契約書のお客さま控えを、お手元にご準備いただくようご案内することで、スムーズに検収確認を進めることができます。
まとめ
リース契約時にお客さまに対して、ポイントを押さえたうえで説明することは、円滑にリース契約をすすめることができ、お客さまからの信頼獲得に繋がります。今後、長期的な良好関係を構築するためにも、今回のポイントを意識しながら手続きをしてみてください。
提供:ⒸイツトナLIVES/シャープファイナンス
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