コラム

帰宅後10分で完成!「鍋野菜セット」に“あとひとつ”で冬の体調管理を

公開日:2025年12月12日 更新日:2025年12月12日

冷え込みが厳しくなる季節。外回りはもちろん、オフィスでも冷えや乾燥に悩まされる日々が続きます。仕事帰りに考える夕食の準備、家事……「今日はもう何もしたくない!」と思う日もあるでしょう。そんな日こそ、体も心も温めてくれる「鍋」の出番です。

基本はカンタン、鍋野菜セット+鍋つゆポーション

一人暮らしで毎日の食事に悩む方にも、家族の食事を考える主婦・主夫にも、そして「今日は自分が作るよ」と料理初心者が挑戦する日にもぴったり。スーパーやコンビニで手に入る、白菜、ねぎ、きのこ、人参などがカット済みでパックされた「鍋野菜セット」は、冬の味方! 鍋つゆポーションと一緒に買えば、一緒に火にかけて10分で完成です。
豆乳鍋味噌鍋キムチ鍋など、鍋つゆポーションを変えて広がる味のバリエーション……でもそこにあとひとつ食材を加えるだけで、冬の体と心に寄り添う、更に美味しい鍋になるのです。
今回は、その “あとひとつ食材”のアイデアを提案。お子さんがいるご家庭でも「大人のお椀に一足し」など、皆が嬉しい鍋の楽しみ方をお届けします。

鍋食材

おすすめ「あとひとつ」食材の効用とぴったり鍋

おすすめ食材① 豆腐
▶植物性たんぱく質が豊富で消化に良く、疲れた体をやさしくサポート

豆腐は鍋の定番ながら、スーパーでもコンビニでも手に入る心強い味方。鍋のだしを吸い込んで味を染み込ませる一方で、豆腐自体がつゆに溶け出し、スープを優しくまろやかに仕上げてくれます。
充填豆腐なら包丁いらずでそのまま鍋に入れられ、水切りも不要。お値ごろで手に入りやすく、絹ごし豆腐が中心ですが、今年は充填タイプの木綿豆腐も登場しました。温かい豆腐を口に含むと、ほっと力が抜けるような感覚がありますよ。

おすすめシーン
一人暮らし:包丁いらずでそのまま鍋に。帰宅後すぐに温かい食事。
共働き夫婦:豆乳鍋で特別感をプラス。
子ども家庭:やわらかくて食べやすいので安心。
高齢者がいる家庭:消化が良く、やさしい味わい。

相性の良い鍋つゆ: 豆乳鍋、味噌鍋
味変のヒント: 大人のお椀にしょうがをひとさじ加えると、香りが立って体がより温まります


おすすめ食材② もやし
▶食物繊維が豊富で低カロリー。シャキシャキ食感でボリュームアップ

もやしは安価で手に入りやすく、包丁を使わずに済むのが嬉しいところ。鍋野菜セットだけでは物足りないときにも頼りになります。
手間をかけないならそのままでも構いませんが、もやし特有の臭みが気になる場合は、ぬるめのお湯(50度程度)に塩ひとつまみと酢大さじ1/2を入れて、1分ほどさっと湯通しを。これだけで臭みが取れ、お子さんも食べやすくなります。

火の通りが早いので、鍋には最後に加えてシャキシャキ感を残すのがおいしさの秘訣。
翌朝のお弁当に使うなら、ゴマ油と一緒にジップロックにひとつかみ分を取り分けて、ポン酢ひとさじで和えれば別の一品に。

おすすめシーン
一人暮らし:安価で買いやすく、包丁不要。
共働き夫婦:鍋に追加してボリュームを出し、翌朝のお弁当にも活用。
子ども家庭:火の通りが早く、時短で仕上がる。

相性の良い鍋つゆ: キムチ鍋、味噌鍋
味変のヒント: 辛いものが苦手なお子さんには、もやしでボリュームを出すことで辛味を抑えられます。味噌鍋に牛乳を加えてミルク坦々風にすれば、お子さんも喜ぶまろやかな味に(大人のお椀にはラー油を一滴で完成)


おすすめ食材③ 鮭(白身魚)
▶良質なたんぱく質とビタミンDが豊富。魚のうまみが鍋に深みをプラス

鍋というと豚肉や鶏肉を思い浮かべますが、鮭などの白身魚もおすすめです。北海道の石狩鍋のように、鮭と味噌の組み合わせは相性抜群。生でも冷凍でもそのまま鍋に入れられるので準備も簡単です。魚のうまみがスープに溶け出し、お肉とは違った味わいが楽しめます。
鮭が近年、美容や筋トレ界隈で注目されているのは、アスタキサンチンの抗酸化作用と、ビタミンDや良質なたんぱく質による免疫力強化骨作りを助けるチカラがあるから。冬の体調管理にもぴったりの食材です。

お子さん向けには、石狩鍋風の味噌バター鍋がおすすめ。味噌味の鍋つゆに仕上げでバターをひとかけ加えるだけで、コクが出て食べやすくなります。じゃがいもやコーンを足せば、彩りと甘みでお魚が苦手なお子さんも食べたくなるはず。白身魚にも合うアレンジです、小骨には気をつけてあげてください。

おすすめシーン
一人暮らし:冷凍鮭ならストックしやすい。
共働き夫婦:肉ばかりの鍋に変化をつけたいとき。
子ども家庭:小骨に注意しながら魚の栄養をプラス。
高齢者がいる家庭:やわらかく煮込んで食べやすく。

相性の良い鍋つゆ: 味噌鍋、豆乳鍋
味変のヒント: 大人はニンニクをひとかけ加えてコクをプラス


おすすめ食材④ しょうが、ニンニク(チューブでもOK!)
▶冷え対策、疲労回復に。風味がアップして食欲も刺激

どんな鍋にも合う万能選手。冷蔵庫に常備しておけば、いつもの鍋にちょっと加えるだけで、体がポカポカと温まります。チューブタイプなら手も汚れず、使いたい分だけ簡単に足せるのが便利です。お腹を空かせた家族がいる日や、冷凍庫にひき肉が残っている時は、最初に鍋でニンニクとショウガをごま油で香りが立つまで炒め、ひき肉を加えて白くポロポロになるまで炒めます。そのまま野菜とお湯、鍋つゆを加えて煮込めば、食欲をそそる簡単坦々鍋に。ミルク鍋だとニンニクもショウガもまろやかになるので、刺激が苦手なお子さんでも体ポカポカの効用をおいしくいただけます。

休日に余力があるときは、おろしてジップロックやラップに入れて薄く延ばして凍らせておくのもおすすめ。チューブより新鮮な一味違う香りを、必要な分だけ割って手軽に楽しめますよ。

 おすすめシーン
・一人暮らし:冷蔵庫に常備しておけば、鍋にちょい足しで体ポカポカ。

共働き夫婦:仕事で疲れた夜に香りで食欲を刺激。
子ども家庭:しょうがだけでやさしい風味に。風邪予防にも。刺激の強いにんにくは大人のお椀にひとさじプラスも。

相性の良い鍋つゆ: 豆乳鍋、味噌鍋など、どんな鍋にも
味変のヒント: 大人のお椀に追加すれば、家族みんなが満足

鍋のあとの楽しみ、「しめ」のアレンジ

鍋のあとのお楽しみといえば「しめ」。残ったスープに旨味が凝縮されているので、最後まで美味しくいただきましょう。

▼ 定番のたまご雑炊
どんな鍋にも合うシンプルな雑炊。ご飯を入れて温め、溶き卵でとじるだけ。
▼ 中華風雑炊
ザーサイや高菜を刻んで加え、ごま油をひと回し。お好みで生卵をひとり1個落として。キムチ鍋味噌鍋のあとにぴったり。
▼ チーズ雑炊
辛い系や味噌鍋のあとにおすすめ。溶けるチーズを加えれば、まろやかでコクのある一品に。
▼ 優しいうどん
豆乳鍋のあとには、うどんを入れて温めるだけ。体にやさしく染み渡ります。
▼ カルボナーラ風パスタ
豆乳鍋のあとにパスタを投入。溶けるチーズを混ぜれば、クリーミーなカルボナーラ風に。
▼ シュクメルリ風(豆乳鍋の場合に~じゃがいも+鶏肉を具材に)
つゆを多めに残して、溶けるチーズをたっぷり混ぜてトロリ煮詰めれば、ジョージア料理風の濃厚な一品に。フランスパンを添えても合いますよ。

鍋食材

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