コラム

クルマをリースするには・・新車・中古車 見積もりから契約、納車までの流れ

公開日:2024年08月23日 更新日:2024年08月23日

皆さんこんにちは。シャープファイナンスが扱うサービスのひとつに「カーリース」があります。カーリースという言葉については耳にする機会も多くあるため、「カーリースなら知っているよ!」という方も、「実際の流れについては何から始めればいいんだろう…」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回の記事では、カーリースの見積もり、契約、納車までの一連の流れを解説していきます。

カーリースがビジネスシーンで選ばれる理由

「カーリース」とはお客さまが希望する車をリース会社が代わりに購入し、一定期間お客さまに貸し出すサービスのことです。

車両は過去から現金一括購入派だという方も、毎年の自動車税や、車両ごとに異なる整備の入庫スケジュール、都度発生する整備費用の精算や保険料の納付など、「正直面倒だなぁ・・・」と感じられていませんか?
カーリースは通常の購入と違って、車の調達の際にまとまった資金が不要でありその資金を温存しておくことができます。それだけでなく車両管理業務も含めてリース会社に任せることができるので、社用車に関する業務負担が軽減できるという点も、BPOサービス(BusinessProcessOutsourcing)としても注目を集めています。

そんな魅力あるカーリース。実際にどのようにすれば、カーリースを使って車両を調達することができるのでしょうか。

車両の選定からリースの条件決定

まずはお客さまが乗りたい、使用したい車を自由にお選びください。
例えばディーラー系のファイナンス会社だと、選べる車種に制限がある場合がありますが、弊社の場合、基本的には全メーカーの車両をリースの対象としてお選びいただくことができます。

特に車両の購入先のご指定がない場合には、弊社のグループ会社である芙蓉オートリース株式会社が選定する自動車ディーラーからの車両の調達となりますので、希望の車種や装備品等をお伝えください。リース会社は、年間通じてディーラーへ車両の大量発注を行っているため、スケールメリットを得られます。その分、お客さまへのリース料として還元しています。

外国車や中古車もリースはできるの?

外国車および一部の国産車は、ディーラーに法人窓口がなく車両見積書を取得できない場合があります。お客さまが自動車ディーラーから車の見積書を取得している場合にもリースのご利用が可能です。その自動車ディーラーからの見積書を基に弊社でカーリース見積書を作成しご提示します。
昨今、新車の発注から納車までに相当の時間がかかることから比較的早く納車が可能な中古車を選択されるお客さまも増えてきました。登録間もない新車と変わらない中古車もあれば、初度登録から5年以上経過した車や長距離走ってきた車など
中古車は、状態が様々です。

リースの対象を中古車とする場合には、お客さまご自身で中古自動車販売店さまを訪れ、状態をよくご確認いただいたうえで車両購入の見積書の取得をお願いしています。

リース料の試算には、条件も合わせてお伝えください

お客さまのニーズに合わせて様々なカーリースプランを用意しています。

最もシンプルなのは、車両のみを対象としたプランでリース契約後は車両を返却いただくというものです。このシンプルな場合でも、走行距離と契約年数が車両の残価を設定するのに重要な指標となりますので正確にお伝えいただく必要があります。また自動車にかかる各種税金や車検や整備代などが含まれる「メンテナンス付きリース」や「任意保険付きリース」などといったリースプランがあるため、下記の条件を決めたうえでお見積もりの依頼をお願いします。

・ご希望のリース期間
・月間の想定走行距離
・リース満了後の車両買取の希望有無
・メンテナンス付帯の希望有無
・任意保険付帯の希望有無

ご提示いただいた条件を基にカーリースの見積書を作成いたします。

カーリース契約から車両の発注

ご存知の通り、自動車は、グレードごとに仕様が変わり、外装や内装のオプションもお客さまのご要望にカスタマイズして1台1台丁寧に作りあげていきます。そのため、発注後のキャンセルができません。万が一、納得いかないところがあれば、契約の締結前にすべてクリアにしていただき、契約書へのご署名、ご捺印をお願いします。

納車までにご用意いただくもの

カーリースのご契約後にディーラーより車庫証明の作成および登録必要書類準備の依頼があります。また、納車が近付くとディーラーから納車日の打ち合わせ連絡がありますのでご希望の納車日をお伝えください。納車後は任意保険が有効であることをご確認のうえ、車の利用を開始してください。

任意保険についてはお客さまご自身でご用意いただくほか、カーリース専用の任意保険があることをご存知でしょうか?
カーリースの契約に自動車保険を付保した場合には下記のメリットがあります。

  • 長期一括払いのため、1年ごとのご契約よりも保険料水準が低く設定されています。
  • 事故が発生し保険適用した場合に優良割引率がダウンしても、同一リース期間中の保険料アップはありません。約期間満了後は、契約年数、事故件数等に応じた等級および事故有係数適用期間により保険料を計算します。
  • 保険料もリース契約に含まれているためリース期間終了まで定額のお支払いとなります。
  • リース期間中は毎年の継続手続きが不要です。
  • 万一の全損時には、リース契約の中途解約費用が支払われるので安心です。
  • 現在ご加入の自動車保険の割増引を継承して、そのままリース期間中に適用できます。

今回の記事を読んでカーリースの流れとその魅力を理解し、カーリースに興味を持った!検討してみたい!という方がいらしたら、ぜひともシャープファイナンスにお声がけください。

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