コラム

利用拡大中!シャープファイナンスの「電子契約」

公開日:2023年11月24日 更新日:2023年11月24日

コロナ禍に普及したシステムの一つに電子契約があります。
某社がCMを流していたのも記憶に新しいですね。リース業界でも少しずつ電子契約が普及しており、弊社でも既に導入しています。
今回のコラムでは、「電子契約」に関する情報を取り上げてみます。

電子契約の普及率
「JIPDEC/企業IT利活用動向調査2023」の電子契約の利用状況によれば電子契約の利用企業は73.9%にまで達したそうです。「利用に向けて準備・検討中」を合わせると9割が将来、電子契約を活用することとなります。実感はともかくかなり普及してきたと考えられるでしょう。

「電子契約」とは、紙の契約書に印鑑を押印していた従来の方法に代わり、 電子文書に電子署名することで締結する契約です。電子署名法により本人による電子署名とタイムスタンプが施された電子文書であれば電子署名にも押印や手書き署名と同等の法的効力があると認められています。
また、電子帳簿保存法においても以下の要件を満たせば電子データで保存でき、紙文書と同等の法的効力を認めています。

① 真実性の確保:認定タイムスタンプか、社内規定を作成している
② 関係書類の備付:マニュアルを作成し、備え付けている
③ 検索性の確保:さまざまな条件で検索できる
④ 見読性の確保:モニター・プリンターで契約内容を確認できる

世の中のデジタル化の流れやコロナ禍における非接触営業拡大の流れ等を受けて「電子契約」が 脚光を浴びており、仕組みを導入する企業が増加しているのです。

 

カンタン3ステップで署名完了
では、電子署名とはどのようにして行われるのでしょうか?弊社のリース契約では、お客さまとの契約では以下の3つのステップで署名となります。

① 受信したメールに記載のURLをクリック

件名  :シャープファイナンス株式会社 より署名依頼が届いています【電子契約サービス WAN-Sign】
差出人 :電子契約サービス WAN-Sign <wan-sign@wanbishi.ne.jp>

電子契約ステップ
(STEP1)受信メールのイメージ

② 契約内容表示画面の[署名・押印]ボタンをクリック

電子契約ステップ
(STEP2)契約書内容表示画面(署名時)のイメージ

③ 署名画像を選択の上、[署名][確定]ボタンをクリック
(※弊社が利用する電子契約サービスは、 株式会社NXワンビシアーカイブズの「WAN-Sign」です)

電子契約ステップ
(STEP3)電子署名確定時のイメージ

このイメージ画像を見て、「電子契約なのに、印鑑を押すの?」と疑問に思われた方・・・鋭いです!
サービス提供会社に聞いたところ、この電子印に何の法的効力もないのですが、紙と変わらず契約書に印鑑を押した感触を残すためだそうです。

以上のように、カンタン3ステップで電子署名が完了します。

▼こちらもあわせてご確認いただければ、よりイメージが付きやすいかと思います。
イツトナLIVES 電子契約の説明ページ

最後に…メリット(まとめ)

リースを活用して販売をされているお取引先さまにとっては、電子契約を導入することで、リース契約のための訪問がなくなります。

お客さまにとってもハンコの準備が不要で場所や時間に関係なく契約書への署名ができます。契約内容も事前にご確認いただくことで、契約書の不備がなくなります。利用者にとって様々なメリットがあるのです。
現代は人口減による労働者不足もあって、営業活動の効率化が益々求められますし、ここが競争力になるでしょう。電子契約は業務の効率化・省力化への強い武器になるのは間違いありません。

電子契約の活用について検討中の取引店さまがございましたら、是非、弊社までご連絡ください。

>>お問い合わせはこちら<<

 

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著者:シャープファイナンス(株)DX戦略企画部

提供:イツトナLIVES/シャープファイナンス

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