コラム

説明できますか? 【リースとレンタル】の違い。特徴や活用シーンを解説!

公開日:2024年07月12日 更新日:2024年07月12日

リースとレンタル。その違いを理解はしつつも、それぞれの特徴や活用シーンを問われると返答に困ってしまうことがあるのではないでしょうか。 そこで今回は、事業用取引を前提にそれぞれの取引形態について理解を深めていただくためのポイントをお伝えします!

リースとレンタルの取引形態
リース契約は、お客さまが物件の選定を行い、その物件をリース会社が販売店さまから購入し、お客さまに賃貸する3者間の取引形態です。一方レンタル契約とは、レンタル会社が選定・購入した物件を、お客さまへレンタルする2者間の取引形態となります。


※弊社作成

◆リースの特徴
1.物件の選択肢が広い。
ユーザーが選定した物件をリース会社が購入して貸借するため、導入できる物件の自由度は高くなります。 

2.初期費用を抑えて、物件を導入できる。
月々のリース料のみで物件の導入ができるため、初期費用を抑えて導入することができます。 

3.保守・修繕
保守・修繕はお客さま負担となります。

4.動産総合保険
リース物件には、原則として動産総合保険が付保されています。火災・破裂・爆発、落雷、水災、風災、盗難、破損など偶然の事故によって物件に生じた損害を補償します。保険期間はリース開始日からリース満了日までとなります。一般的には、保険金額は事故発生時のリース債務残高が限度額となります。

5.中途解約できない
中途解約は原則できません。契約期間終了まで、リース物件の保管とリース料のお支払をしていただく必要があります。 

レンタルの特徴
1.短期間の契約が可能
1日から1ヵ月など、お客さまの任意の期間で契約できます。 

2.中途解約できる
契約期間に関係なく、解約できます。

3.保守・修繕費が不要
保守・修繕の義務はレンタル会社にあるため、物件に不具合が生じた場合は基本的に無償で交換・修理のサービスを受けることができます。 

 4.料金が割高
基本的にレンタルはリースと比べて料金が割高と言われます。そのため中長期的に利用する場合はリースと比べてコスト高となります。 

5.物件の選択肢が少ない
レンタル会社が保有している物件から選定するため、希望物件と条件が合わないケースがあります。 

迷った時の判断基準は・・
「物件選択の自由度」と「利用期間」!
最新設備の導入や中長期的な利用を考えるならリース、短期的な利用や利用期間が決まっていない場合はレンタルなど、お客さまのニーズに合わせて検討するのが良いでしょう。 

リースとレンタルの主な違い
※弊社作成

立替払と割賦の取引形態とは
立替払と割賦の取引形態は、ともに3者間取引です。大きな違いは、導入物件の売買契約の関係性です立替払契約お客さまと販売店さまとの間で売買契約を締結ます一方、割賦契約販売店さまとファイナンス会社との間で売買契約を締結そしてファイナンス会社が売主となりお客さまとの間で割賦販売契約を締結します。


※弊社作成

立替払と割賦の違い
上記で説明した通り、大きな違いは売買契約の関係性となりますが、それ以外では取扱対象商品にも違いがあります。立替払は取扱対象商品の幅が広いですが、割賦はファイナンス会社が売主となり、お客さまとの間で割賦販売契約を締結する取引のため、ファイナンス会社が売主となることが難しい商品(例えば、役務サービスが含まれる商品など)は、取扱ができません。なお、ファイナンス会社によって取扱対象商品の見解は異なります。

弊社取扱の制度の場合
これまで一般的な違いを説明してきましたが、弊社が取扱う立替払と割賦では、最終支払期限前による全額繰上返済時の手数料や、分割払手数料の払戻の有無など、違いがあります。詳細は弊社営業担当までお問い合わせいただくか、イツトナLIVESの商品・サービスページをご参照ください。

いかがでしたか?
リースとレンタル、立替払と割賦の特徴について、お客さまから聞かれたときや返答に困ったときのご参考してみてください。


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